2025年7月 長崎県の上五島エリアにある古志岐三礁へ釣行してきました。
狙いは夏マサ!
連日の猛暑で最高気温が35度を超えるなか頑張ってきました!
出船から上礁まで

今回、利用する渡船屋さんは平戸の宮ノ浦にある「丸銀釣りセンター」です。
出船の前日の夜に、丸銀釣りセンターへ到着しました。
渡船利用者が利用できる休憩室があるため、しばし仮眠を取ります。
午前2時頃に起きて、準備を始めます。
荷物を船に積み込んで、午前3時に出船!
今回はどこの磯に上がれるのかなと考えながら、船に乗ること約40分。


今回は古志岐三礁のようです!
沖の瀬の北東の角から、東隣りに位置する場所に上がりました。
船長、ポーターさん、同乗のお客さんの協力で安全に上がれました。
ありがとうございます。
実釣開始
磯に上がったのが4時過ぎでまだ暗いため、周囲の確認や釣り座の選定をしつつ、
道具の準備を行います。
5時頃、薄明るくなってきたところで、釣り開始!
まずは、青物タックルでヒラマサを狙います。
タックルデータ
ロッド:コルトスナイパーXR S98XH
リール:ツインパワーSW 8000HG
ライン:DUEL TX8 3号
リーダー:フロロ 66lb
まず最初はボアーなどのミノーをキャストしてみますが反応はありません。
ポッパーやダイビングペンシルも試しながら、投げ続けます。
5時30分くらいになって、周りが明るくなってきました。
ここで一旦、小休止して岩を登って少し高いところから釣り場を確認してみます。
偏光グラスで見てみると、
釣り座から海に向かって右側に、大きな沈み瀬が張り出しています。
さながらワンドのような形になっています。
今日は北東の風が左沖から当たってくるので、
このワンドっぽい所に青物がベイトを追い込んで来そうかなと空想しつつ、少し休憩…。
釣りを再開して、青物狙いを続けますが、一向に反応がありません。
ここで少し、ライトなルアーを投げて気分転換してみます。(あるある)
タックルデータ
ロッド:ツーリミット105モンスターバトル
リール:ストラディックSW 4000HG
ライン:PE 1.5号
リーダー:フロロ 25lb

とりあえずVJを投げてみます。

すると、1投目でイサキがヒット!
30cmくらいです。
続けてVJを投げていくと…
着底からの巻き上げ途中にヒット!

40cmくらいのオオモンハタでした。


そこからは、30cm~40cmくらいの、アカハタ、キジハタ、オオモンハタがコンスタントに釣れていきます。
しばらくロックフィッシュに癒されたあと、
日も昇って少し暑くなってきたので水分補給の休憩をはさんで、
青物狙いを再開します。
再びトップで狙っていきますが…相変わらず反応がないので、ジグを投げてみます。
まずは撃投ストライク85gを投げてみます。
フォールをカウントすると、水深はキャストした沖で20m前後でしょうか。
ジグをシャクっていきますが、いい感じに潮の圧を感じて、いかにも釣れそうな雰囲気です。
するとここで潮がかなり速くなってきました。
タイミング的には満潮にむけて上げている状況です。
85gのジグでは流されてしまうので、100gのジグを投げてみます。
かなりの激流のなか、ジグやトップをあれこれ投げながら時間が過ぎていきます…。
潮が変わると…
9時頃、潮止まり前後になり、休憩を取ります。
すでにかなり暑くなってきたので、こまめな水分補給は大切です。

それと秘密兵器、麦わら帽子を着用してみます!
日差しが強いので、顔から首のあたりを日光から守るには最適です。
再び青物狙いを続けます。
しかし、潮が変わって再開してジグを投げてみたところ…。
ジグをシャクった感覚が軽いというかスカスカというか…。
潮があまり効いてない感じです。
流れも緩くなり、トップもジグも投げてはみますが、雰囲気が感じられない。
それでも諦めるわけにはいかないので、ひたすら投げ続けます。
意外なゲスト登場
黙々と青物ルアーを投げ続けていましたが、さすがに体力も気分も疲れたので、
再びライトなルアーで気分を変えてみます。


今日、反応が良いVJを投げると、またロックフィッシュやイサキが安定して釣れてくれます。
ここで、ふと思いつきで磯際に平行にVJを投げてみます。
すると何か強烈な魚がヒット!
ドラグが出され、青物か!?と一瞬思ったところ、
バシャーン!とエラ洗い!
ここで正体がわかりましたが、意外と引きが強く油断できません。
なんとか引きをいなして、磯にずり上げたのは、

74cmのヒラスズキでした。(写真が切れててすみません)
今日はサラシもなく出るとは思っていなかったので、意外なゲストでした。
突然現れる大群
そこからは、青物ルアーやライトなルアーを交互に投げていきますが、
潮がなかなか効いておらず、かなりの暑さで
ペースダウンしてダラダラやっていきます。
潮が効き始めることを期待して、定期的にジグで潮の圧をチェックしたりしますが、
今日は沖の方で潮が走って、手前は動いてない感じでした。
そんなこんなで、半ば諦めムードで釣りをしていた昼過ぎ頃。
突然、事件が起こります。
VJをぼーっとしながら投げていると、
突然、ベイトを追ってヒラマサの大群が目の前でスーパーボイルし始めました!
しかもデカい、メーターはありそうなヒラマサが50匹くらいお祭り騒ぎしています!
VJを回収して、急いで青物タックルを取りに行きます。
ルアーを付け替える暇はないので、付いていたジグをそのまま投げます。
どこに投げようか一瞬迷いますが、
辺り一面ボイルしているので適当に投げて表層を巻いてきます。
1投目は何も当たりません。
2投目を投げて、表層を引いてくると…
ギィィィーーー!!!
ヒット!!強烈にドラグが出されます。
かなり締めていたはずですが、ドラグが止まりません。
それと焦っていて、足場や体勢を考えず投げたので、
ヒラマサの引きにバランスを崩してしまいます。
なんとか体勢を整えて、ファイトしようとしますが、
ヒラマサはどんどん左手前にある根に突っ込もうとしています。
どうにかファイト体勢に持ち込もうとした次の瞬間、
リーダーが根に擦れてラインブレイク。。。
千載一遇のチャンスを逃してしまいました。
急いでリーダーを組みなおそうと思いましたが、
その2~3分後には大群はベイトを追って行ってしまいました。
結局、その後は反応もなく、15時の回収の時間を迎えました。
納竿~帰港

今回の釣果は、40cmまでのオオモンハタ、キジハタ、アカハタが合わせて10匹。
35cmまでのイサキが3匹。74cmのヒラスズキでした。

今回は過酷な暑さのなかでしたが、釣りを楽しめました。
みなさんも熱中症には気を付けてください。
それではまた。
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