2025年8月 壱岐 下イズミ 夜釣り

フカセ釣り

2025年8月、長崎県壱岐エリアの下イズミへ釣行しました。

今回は、エサ釣りとルアー釣りの二刀流をします。

夕方と朝はルアー、夜はフカセ釣りをしていきます。

出船~上礁

今回、利用する渡船屋さんは福岡県糸島市の「マリンクロス玄海」さんです。

今回の夜釣りは出船が14時30分とのことなので、

13時30分には到着して準備をします。

荷物を積み込んで出船!

今回は下イズミへ上がります。

船長、ポーターさん、同乗のお客さんの協力で安全に上がれました。

ありがとうございます。

実釣開始

まずは、荷物を波が来ない安全な場所まで運んで、

周囲の確認と釣り座を決めていきます。

ここは以前、上がったことがありその時は北西側の角が良かったので、

今回もそこを釣り座にしようと思いますが、

今日は次第に西~北西の風と波になる予報なので、

風や波をモロに受ける可能性があるので、

様子を見ながら安全第一でやっていきます。

まずは、夕マズメにルアーから開始します。

タックルデータ.1
ロッド:コルトスナイパーXR S98XH
リール:ツインパワーSW 8000HG
ライン:DUEL TX8 3号
リーダー:フロロ 66lb

タックルデータ.2
ロッド:ツーリミット105モンスターバトル
リール:ストラディックSW 4000HG
ライン:PE 1.5号
リーダー:フロロ 25lb

まずは、青物狙いでやっていきます。

以前、春マサシーズンにここで大きいのを掛けて、

針ハズレでバラしたことがあるので、

少し期待しながらスタートします。

まずは、トップでラッシュダイブ180やラピード190を投げてみます。

潮は、本流と言えそうな強い流れが、

立っている磯をかすめて北東方向に流れています。

次にジグで撃投ストライク85gやジグパラ80gを投入します。

シャクった感じは、そこまで潮の圧は強くないですが、

程よく抵抗を感じながらシャクっていきます。

しばらく青物狙いを続けましたが反応がないので、

ライトタックルに持ち替えて、狙っていきます。

今回は、お刺身になる魚を必ず確保してきて!と

家族に頼まれているので、何とか魚を釣っておきたいところです。

VJや小型のジグを投げて探っていきますが、

いつもなら、アコウやアカハタ、カサゴなどのアタリがありますが、

なぜかほとんど反応がありません。

この時期は、暑さや産卵などの関係でアコウやアカハタは多少釣れにくいのでしょうか、

少し焦りを感じつつ、まだ明日の朝マズメがあるさ、と気分を切り替えます。

夜釣り開始

段々と薄暗くなってきたので、夜釣りでフカセ釣りの準備をします。

ただ夜中の0時前後が満潮で、

同じタイミングで北西の風と波が当たってくるので

安全に気を付けながら釣りをしていきます。

タックルデータ
ロッド:がま磯 デニオス 1.75号 5.0m
リール:シマノ BB-X デスピナ 2500DHG
道糸:VARIVAS磯 フロート 2.5号
ウキ:キザクラ NF Basic S B、3B、ZENSOH ULTIMA 0シブ
ハリス:サンライン ブラックストリーム 2.5号
ハリ:がまかつ セレクトグレ 6号

マキエサ
オキアミ生 3角
グレパワーV9 徳用 1袋
グレパワーV9 通常 1袋
爆寄せグレ 1袋
夜釣りパワー白 1袋
パン粉 2袋

サシエサ
生イキくんレギュラー L

潮が速いので、全遊動でどんどん流していこうかと思いましたが、

まずは、半遊動のBの電気ウキで、タナを3ヒロくらいで始めてみます。

すると、開始1投目で、

イサキが釣れました。25cmくらいです。

イサキは安定して釣れます。

あまりキープしても仕方ないので、ほとんどリリースします。

その後も、25cm~30cmくらいのイサキは連発します。

しかし、そのサイズのイサキばかり釣れて、他の魚が釣れません!

仕掛けを投入したら、馴染む前にイサキが喰ってくるような状況です。

これはマズイと思い、全遊動仕掛けに変更して、

沖までどんどん流していく作戦に変更します。

潮が変わって先程とは逆に、西方向へどんどん流れています。

これで、イサキをかわして、グレやマダイが釣れないかな~と

期待しながら、流していると…

バチバチッとラインが出ていきます!

ヨシッ!と合わせて巻き上げますが、


やはり釣れるのはイサキです。。。

かなり遠投して沖を流しても、イサキでした。

結局23時くらいまで続けましたが、イサキしか釣れませんでした。

その頃になると、だいぶ潮が満ちてきて、風と波も強くなってきました。

時々、波が上がってきて足元近くまで来たり、波しぶきを被ったりしてきたので、

安全を考慮して、いったん休憩も兼ねて釣りを中断します。

釣り再開~待望のヒット

前回の金城釣行の時もそうでしたが、ちょうど夜中に潮止まりで、

今回は釣り座が波を被って危険なので、

ここで、しっかり休憩します。

水分補給やパンを食べたりしたあと、

前回同様、ちょっと寝てみます。

できるだけ平らで安全な場所を見つけて、横になります。

しばし仮眠…。

今回は1時間くらいで起きれました。

釣り座に戻って確認してみると、

先程よりは風や波も収まってきています。

しばらく観察して、出来そうだと判断したので、釣りを再開します。

仕掛けを再び半遊動に変更してやってみます。

しかし、やはりイサキ。。。

そこで、足元の磯際に仕掛けを入れて

何か釣れないか試してみます。

すると、ウキが入っていったのでイサキかな、と思いアワセてみると…

グイーーン!と力強い引き!

これはイサキではありません。

いきなりだったので慌てましたが、

体勢を整えて必死にファイトしていきます。

なんとか浮かせてタモ入れしようとしますが、

よく見えないのでライトをつけようとした時、

ハリスが岩に当たって切れてしまいました。。。

おそらく40cmくらいの何かでした。

残念ですが、再び足元を狙います!

するとまたウキが消し込みます。

ギュイーーン!!

また来ました!
先程よりさらに強烈な引きです!

ものすごい勢いで突っ込んでいきます!

竿の反発力を活かして曲げ込んでいきますが、

まったく浮かせられません。

レバーブレーキで突っ込みをやり過ごしつつ、

しばらくやりとりして、なんとか上がってきたのは…


54cmのイスズミでした。

グレかと思って少しガッカリでしたが、

それでも力強い引きで楽しませてくれました。

丁重に海にお帰りいただきました。

今日は完全に足元パターンだと思って、再び足元の磯際に投入します。

すると、またまたヒット!

さっきよりは強くないですが、なかなか引きます!

慎重にやりとりして取り込んだのは、

40cmくらいの口太でした。

その後も、足元を攻めますが、

次第に反応がなくなっていきました。

朝マズメ

夜明けが近づいてきて、うっすらと明るくなってきたので

フカセのマキエサが残っていますが、朝マズメのルアーにチェンジします。

今のところ、刺身になる魚はイサキと口太グレなので、

もう一匹、何か釣って帰りたいところです。

おそらく青物よりはロックフィッシュの方が手堅いと思い、

まずはVJを投げてボトムを攻めてみます。

すると、前日の夕方よりは反応があり、

カサゴなどが当たってきます。

しばらく続けていると…

アコウが釣れました!35cmくらいです。

これで刺身になる魚の確保が出来たので、少し肩の荷が下りました。

その後しばらくして、30cmくらいのアコウをもう一匹追加しました。

時刻は7時くらいです。

ノルマは達成したので、片付けてもいいのですが、

フカセのマキエサが残っているので、もう少しやってみます。

最後に惜しい!

完全に明るくなってフカセを再開しますが、

エサ取りの乱舞で、仕掛けが馴染む前にサシエサが無くなります。

ここで、また全遊動仕掛けに変更してみます。

マキエサを団子状ではなく、バラバラに散るように広範囲に撒いて、

仕掛けを遠投します。

そして、流していってどこかで仕掛けとマキエサが合うことを

期待する作戦でいきます。

すると、どうにかイサキが数匹釣れました。

この時期の、明るくなってからのフカセは難しいな~と思いながら

ふと、海の中を見ていると、50cm以上はありそうな

でかいグレが数匹、表層~中層で群れています。

マキエサを撒くと、たまにエサ取りを蹴散らしてマキエサを食べているようです。

そこで、今度は足元にマキエサをドカ撒きしてエサ取りを寄せて、

沖でピンポイントでマキエサとグレが合うようにトライしていると、

バチバチッ!とラインが弾かれます!

まさか喰うとは思いませんでしたが、合わせるとかなりの重量感です!

グングンとかなり強い引きです!

しばらくやりとりしていましたが、

強烈に突っ込んだ瞬間、

フッと軽くなりました…。

えー外れたか?と思い回収すると、

道糸から切れていました。

もったいなかったです!

夜釣りで分からない内に、岩などに当たって傷が入っていたのか、

やはり、ラインのこまめなチェック、新品への巻き替え周期など

これまで以上に気を付けないといけないと痛感しました。

その後は、マキエサも無くなり、暑いので早めに片付けて

釣り場の清掃などをして納竿となりました。

そして10時くらいに迎えの船が来ました。

まとめ

今回の釣果は、40cmの口太グレ、35cmまでのアコウ2匹、30cmまでのイサキ数匹となりました。

刺身調達の指令が出て、急遽釣りに行きましたが何とか釣れてよかったです。

暑すぎる真夏で、釣果も渋かったですが、

それなりに様々な魚の反応を得られて、逃した大物などもあり

やはり釣りに行くと楽しいですね。

残暑が厳しいですが、無理をしないように釣りを楽しみましょう。

それではまた。

コメント