2025年10月、長崎県上五島エリアの野崎島「一ツ瀬」へ釣行しました。
狙いは秋シーズンのヒラマサ!
他にもルアーとエサ釣りの二刀流で様々な魚を狙いました!
出船~上礁

今回利用する渡船屋さんは「あじか磯釣センター」です。
10時30分頃に駐車場へ到着。
昼の12時出船の予定でしたが、前日も五島に出ておりウィングが帰ってくるのが12時30分くらいになるようです。
ウィングが帰ってきたので、前日のお客さんの荷物を降ろして、すぐに私達の荷物を積み込み出船!
最盛期とあって今日はお客さんが多いようで、船の中で寝るスペースが確保できませんでした。
少し窮屈ですが皆さん到着まで待ちます。
今回はいつもの西磯エリア(帆揚瀬、美良島など)に行くのだと思っていましたが、
途中で、船長に呼ばれます。
一ツ瀬が空いているようで、オススメされたのでここで降りることにします。



一ツ瀬です。
ここは、野崎島の南の先端にある小島なので、潮通しはとても良くルアーでもエサ釣りでも期待できる磯です!


足場もフラットな場所が多く広いので、快適に釣りが出来そうです。
船長、同船のお客さんの協力で安全に上がれました。
ありがとうございます。
実釣開始
時刻は14時。
まずは、早速ルアーでヒラマサ狙いを開始します。
タックルデータ
ロッド:コルトスナイパーXR S98XH
リール:ツインパワーSW 8000HG
ライン:DUEL Tx8 3号
リーダー:フロロ 66lb
最初は広範囲に探るために、いろんな立ち位置や角度で投げてみます。
しばらくラピードF190を投げていると、
出た!と同行者にヒット!
70cmくらいのヒラマサをゲットしていました!
私も続きたいところです…!
しかし、なかなか反応がなく、
私も同行者もその後はさっぱりでバイトもありませんでした。
夕方になり、だんだんと暗くなってくる頃、
カドラー185Fを投げていると、
ゴンッと喰らいつくようにヒット!
しかし、針ハズレ…。
えーっ、とガッカリしますが気持ちを切らさず、もう一度喰ってくることを信じて投げ続けます。
引き続き、5投くらいしていると、
ガボッ!とまたヒット!
ヒットした瞬間から一気に根に突っ込んでいきます!
一瞬のされて体勢を崩されかけますが、何とか持ちこたえてファイトしていきます。
が、途中で根にスタックしたのか動かなくなり、残念ながら釣り上げることは出来ませんでした。
最初の突っ込みでかなり根に向かって行かれたのが敗因ですね。
フカセ釣り開始
その後は暗くなってきたので、フカセ釣りへチェンジします。
タックルデータ
ロッド:がま磯 デニオス 1.75号 5.0m
リール:シマノ BB-X デスピナ 2500DHG
道糸:VARIVAS Vermax磯 フロート 3号
ウキ:NF Basic S-B
ハリス:サンライン ブラックストリーム 3号
ハリ:がまかつ セレクトグレ 7号
マキエサ
オキアミ生 2角
グレパワーV9 徳用 1袋
夜釣りパワー白 1袋
パン粉 1袋
サシエサ
生イキくんレギュラー L
釣り座は一ツ瀬先端より少し東側の側面に立ちます。
まずは、タナを3ヒロくらいでスタート。
潮は北側から一ツ瀬の先端をかすめて南方向へ流れています。
仕掛けを投入すると、少し当て潮気味に仕掛けが手前に寄ってきます。
竿2本先くらいへ投入し、足元の瀬際に寄ってきた頃に馴染むようにしていると、
ウキがギューンッと消し込まれヒット!
40cmくらいのイスズミでした。
外道でしたが、早々に反応が得られました。
その後も同じように瀬際を中心に探っていると、
またもウキが勢いよく消し込まれます!

尾長グレが釣れました!35cmくらいです。
このパターンで、数枚ほど尾長グレを追加しました。
すると、だんだんと潮が速くなっていき、川のように激流になってきました。
仕掛けが一気に流されていき、釣りになりません。
そこで、キザクラの全層水平ウキを使って、全遊動でどこまでも流していく作戦でいきます!
撒き餌を広範囲にバラバラッと撒き、仕掛けを投入します。
道糸をサミングしながら出していき、どんどん潮に乗せて流していきます。
すると、パラパラと出ていた道糸が一瞬止まったような違和感を感じました。
普通、魚が当たるとバチバチッと道糸が出ていきますが、
道糸が止まるアタリもあるのかなと思い、一応アワセて巻き上げてみます。
すると、グングンッと抵抗しながら、重量感を感じます…!
魚だ!と思い巻き上げていきます!
かなり流した先でもあり、潮の流れの中なので重量感がすごいです。
頑張って巻き上げていきますが途中、魚が強く抵抗してきます!
こちらも負けじと浮かせようとしますが、ハリスが根に擦れて切れてしまいました。
マダイか何かだったでしょうか、残念でした。。。
その後も全遊動で流してみましたが、アタリもなくサシエサも残っていたので、また作戦変更します。
フカセ釣り座変更
今度は、釣り座を先端より少し西側に変更して、また瀬際を攻めてみます。
明るいうちに確認はしておいたのですが、こちらの釣り座は足元に張り出しや沈み瀬が多く、
瀬際を攻めるのはリスクも伴い難しそうですが、やってみます。
潮は西側から先端をかすめて南(丹瀬)のほうへ流れています。
同じように瀬際で仕掛けが馴染むように試行錯誤していると、
ヒット!根が荒いので、慎重かつ急いで浮かせて取り込みます!

また尾長グレが釣れました!
これは、まあまあサイズの42cmほどでした。
その後もポツポツと35cm~40cmの尾長グレを追加することができました。
クエ釣りにチャレンジ
しばらくすると、潮が緩んでいき潮止まりの時間になってきました。
ここで、潮止まり前後の1時間ほどクエ釣りにトライしてみます。
タックルデータ
ロッド:コルトスナイパーXR S100H
リール:ツインパワーSW 6000XG
オモリ:15号
リーダー:フロロ 150lb
ハリ:サザンバトル 26号
まずは、刻んだサバを撒き餌にしていきます。
ハリにはサバを一匹つけて投入します。
現在、潮は緩んでいるので15号のオモリでも仕掛けが流されることはありません。
時々、刻んだサバを撒きながら、仕掛けの投入を繰り返していると、
コンッ!とした前アタリからグイーッと竿が持っていかれます!
まさか!来た!と思いながら、アワセてファイトしていきます!
こんなに簡単に来るものなのかと半信半疑ですが、必死で巻き上げていきます!
格闘の末、どうにか上がってきたのは、

クエでした!60cmくらいです。
コアラサイズですが、また釣れてくれました!
前回の男女群島ではなんとかクエを釣ることができましたが、そう簡単に続けてクエは釣れないだろうと思っていたのでビックリです!
その後は、満足してしまったので、早々にクエ仕掛けを撤収しました。
再びフカセをするも
潮が変わって再び動き出したので、
フカセ釣りを再開します。
が、思ったほど反応がなく、たまに単発でアタリがあるくらいです。

オジサンも釣れました!
その後は、疲れたので少しだけ仮眠などを挟みつつ、
夜明け前までポツポツとグレを追加してフカセ釣りは終了しました。
朝マズメ
夜明けが近付いてきて、薄明るくなってきました。
前日の夕マズメはヒラマサをバラシてしまったので、この朝マズメでなんとか釣りたいところです。
まずはトップを投げていきますが、前日より風が強くなっていて、飛距離やライン操作が思うようにコントロールしづらくなってきました。
そこで、ジグに変更して探っていきます。
まずは、80gのジグを投げますが、潮の流れと風の強さもあり、すぐに撃投ストライクの105gへ変更します。
このジグはシャクった感じが軽く、潮が速い所でもしっかりフォールで着底がとれるので気に入っています。
しばらくシャクっていると、
中層でゴンッ!とヒット!
ブルブルッとした感じなので最初、カツオか何かと思い巻き上げていると、
途中から激しく抵抗します!
急いで本気ファイトに切り替えて応戦しますが、根に向かって突っ込んでいきます!
もう少しの所まで巻き上げてきましたが、あえなくラインブレイク…。
油断していました。。。もったいない。
その後は、挽回しようと回収ギリギリまでルアーを投げ続けましたが、反応はありませんでした。
そして、11時頃に回収となりました。
まとめ

今回の釣果は、クエ、アカハタ、尾長グレ35cm~42cmを十数匹(持ち帰り7匹)となりました。
本命のヒラマサを何度もバラしてしまい釣ることが出来ず悔しかったですが、クエや尾長グレなどが釣れてくれて良かったです。
全体的に乏しい釣果となりましたが、
まだまだ秋の釣りシーズンは続きますので、リベンジしたいと思います!
みなさんも安全第一で秋の釣りシーズンを楽しんでください。
ご覧いただきありがとうございました。
それではまた。


(クエ鍋とクエの刺身は絶品でした!)

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