2025年11月、男女群島へ釣行しました。
ルアーとエサ釣りの二刀流で様々なターゲットを狙いました。
後編になります。
瀬替わり
2日目の午後3時頃、見回りに来た船に乗り込み、八女のタンポを後にします。
途中、他にも瀬替えをするお客さんを、乗せたり降ろしたりしながら磯を回っていきます。
何組かのお客さんの瀬替わりの後、私が瀬替わりした先は、


ハナグリ島の石塚の高台という場所です。
名前のとおり足場が高いですが、女島とハナグリ島の瀬戸に面していて、雰囲気のある磯です!
まずは、荷物を安全な場所まで運んで、周囲の確認と釣り座の選定をします。

正面(船着き)側

右側(石塚の鼻方向)

左側。対岸に女島が見えます。
基本的には船着き周辺が釣り座としてはやり易そうです。
まずはルアー
まずは、ルアーを投げていきます。
タックルデータ
ロッド:コルトスナイパーXR S98XH
リール:ツインパワーSW 8000HG
ライン:DUEL Tx8 4号
リーダー:フロロ 66lb
トップは、足場が高いので水噛みの良い、潜りやすいタイプが操作しやすそうです。

とりあえず、BnD163Fを投げてみます。この高足場でも問題なくアクションできます。
しばらく投げた後、水深と潮の確認のためジグを投げます。
撃投ジグストライクの105gを投げますが、潮がかなり速く水深もかなりあるようで、全く着底させられません。
そこで、撃投ジグストライクの125gを投入しますが、これでも流されて50~60秒くらいで辛うじて着底しました。
しかし、これでは釣りにならないうえに、根掛かりの危険が高いのでジグは諦めます。
やはり、こういったフィールドだと150gやそれ以上のジグが必要だと勉強になりました。
そこで今度はウォータードライブを投げます。これも高足場でも引いてこれます。
青物やキハダなどが来ないか期待しつつキャストを繰り返します。
しばらく続けましたが、これといった反応はないので、
気分を変えて、虫ヘッド石鯛をすることにします。
イシダイ狙い
まず、エサとなるジンガサを探しますが、
この磯も手の届く範囲にはいいサイズのジンガサが居ません。
手の届かない採りに行けないような所には大きなジンガサが居ます。
どうにか探して、そこそこの中くらいのジンガサがいくつか採れたので、これでやってみます。
タックルデータ
ロッド:ツーリミット105モンスターバトル
リール:ストラディックSW 4000HG
ライン:PE 1.5号
リーダー:フロロ 25lb
フック:虫ヘッドパワー 8g+虫パフックM
まずは、撒き餌としてジンガサをいくつか投入して、虫ヘッドパワーにもジンガサを付けて投入します。
先程、ジグを投げていた際に、水深がかなり深かったので、足元も深いでしょうか。
5mほど先に仕掛けを投入して、フォールさせていきます。
虫ヘッドが8gと軽いので、着底するまで30秒ほどかかりました。
加えて、当て潮気味なので着底する頃には虫ヘッドは磯際まで押し戻されてきました。
しかし、磯に潮が当てている所がイシダイの狙い目と、ネットで見たような記憶があるので好条件かもしれません。
しばらくアタリを待っていると、コンコンッと何かがつつきます。
さらに待っていると、竿先をグーッと持っていくのでアワセるも乗らず。。。
仕掛けを上げると、ジンガサがかじられていました。
気を取り直して、投入を繰り返します。
すると数投後、
コンッ!と一瞬強いアタリがあり、さらに待っていると竿先がグーン!と入っていきます…!
思い切ってアワセると、ヨシッ!乗りました!
かなりの重量感と引きを感じます!
途中、ドラグを出される突っ込みを何とか耐えながら、必死に巻き上げていきます!
どうにか魚が浮いてきましたが、この高足場でどう取り込むか…?
タモを持ってきて掬おうかと思いましたが、ツーリミットを信じて抜き上げることにします!
意を決して抜き上げたのは、

イシダイでした!50cm前後です!
前回の男女釣行でもイシダイが釣れましたが、今回はサイズアップしてまあまあのサイズと思うので嬉しいです!
それとジャンプライズのツーリミットは中弾性で粘りがある竿なので、抜き上げに耐えてくれました。
思わぬいい魚が釣れてくれて、気分良く次を狙います。
再開して、しばらく繰り返していると、
コンコンッ!と少し小さいアタリが…!
弱いアタリだったのでエサ取りでしょうか。
その後、スーッと竿先が入っていくので、半信半疑でアワセてみます。
すると、重量感はそこまでないものの、グイーン!と元気な突っ込みを見せる引きです!
先程のイシダイほど大きくはありませんが何でしょうか。
バレないように慎重にやりとりしつつ、難なく上がってきたのは、

イシガキダイでした!30cmちょいくらいです。
サイズは小さいですが、初めて釣ったので嬉しいです!
虫ヘッド石鯛は、手軽にも関わらず意外と釣果を出してくれる面白さがありますね!
いずれは、本格的なタックルを揃えて狙ってみたい気持ちもありますね。
2日目夜釣り~3日目朝
そうこうしているうちに、暗くなってきたので夜釣りの準備をします。
が、その前に腹ごしらえをします。


見回りの時にもらった弁当(白飯)とカレーメシを組み合わせて食べます。
釣行も後半戦で疲れているところに、ちゃんとした白飯を食べれるのは有難いです。
お腹もいっぱいになったところで、
夜釣り開始です。
まずはフカセ釣りをしてみますが、エサ取りの猛攻です。
イスズミが連発したかと思えば、今度はマツカサが喰ってきたりと、釣りになりません。
この場所は、グレの時期になればいいサイズの尾長も釣れるポイントらしいのですが、
まだ水温が高い時期では、エサ取りだらけなのもしょうがないですね。
そこで今度は、クエ狙いをしてみます。
しかし、ここでもエサ取りの猛攻で、針に掛けたサバがすぐに頭と骨だけになって帰ってきます。
何度も繰り返していきますが、どんどんサバだけが消費されていきます。
諦めずに続けていきますが、サバが残り少なくなってきました。
半ば諦めムードでアタリを待っていると、
不意に、竿にグーーとゆっくり重みが乗るような感覚が…!
とっさにアワセてみると、
ギュイィーーン!といきなり突っ込み!
急に来た!と思いつつ、突っ込みを耐えようとした瞬間、
フッと軽くなりました。
上げてみると、ハリスの結束部分が解けて抜けていました。
もったいない!
こういった大物には糸の結束も徹底的に確実にやらないといけない、と教訓になりました。
その後は、特に反応もなく、エサが無くなったのでクエ釣りは終了しました。
それからは、眠くなってきたので寝ることにします。
疲れていたのか、またガッツリ寝てしまい、起きたのは夜中の3時頃でした。
その後、4時頃にカイザーが最後の見回りに来て、釣れた魚を船に置いたクーラーに収めます。
最後は、朝マズメのルアーで何か釣って締めくくりたいところです!
しかし無情にも朝マズメは不発で、いろんなルアーを投げましたが反応はありませんでした。
そう上手いこといくとは限りませんね。
そして、納竿して片付けや釣り場の掃除をして、朝8時頃に迎えの船が来ました。
まとめ

今回の釣果は、70cmまでのヒラマサ3匹、60cm前後のカンパチ、45cmまでのシマアジ2匹、50cm前後のイシダイ、30cm前後のイシガキダイなどでした。
男女群島にしては、サイズも数も今一つでしたが、それでも充分楽しむことが出来ました。
クエが釣れなかったのが心残りですが、今度は釣りたいと思います!
青物も次のシーズンには、もっと爆釣したいですね。
これからの時期は尾長グレも有望になってくるので狙っていきます!
みなさんも機会があれば男女群島にチャレンジしてみてください!
ご覧いただきありがとうございました。
それではまた。

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